ある施設の跡地利用の計画です。敷地面積をそれぞれ100㎡に8分割した8件のCELL住宅を提案しました。前面道路から路地に至るまで、軒先と立て格子・植栽で路地を囲み、小さな広場として、小さな町の一体感を作りますます。これまでにこの周りあるような住宅にない雰囲気の質感やCELLによるnLDKを超える付加価値が付くことにより、住む人を選択し、安全で趣のある「私の好きな町」の実現を促します。
私の好きな町は、路地が子供たちの遊び場であったり集会場であったり、人々の対話の場所です。1層部分は、京都の景観のように、軒下空間と立て格子と緑で色彩と形態の調和を計ります。2層部分は、シンブルに存在を消すようにして圧迫感を緩めます。
建築計画は、敷地の真ん中に奥で車が回転できる通路を配置し、延べ床面積を33坪から35坪の住宅を8件計画します。南北に窓を設けますがプライバシーの問題と生活感を消すために風と光を通す材料で目隠しをします。cellは、住む人の好みに合わせリビングと食堂を1階か2階に設けるか選べ、西面と東面に収納・設備・階段を収めるので自由な活動スペースが広く得られ空間の可変性を実現できます。