窪田由秀建築設計事務所カタログ

滋賀県、京都を中心に住宅から公共建築のデザインをする建築設計事務所です。
現在の建築物は、自然と共生しながら安全・安心・健康・エネルギーの消費を抑えつつ快適に暮らすことの基準値が明確にされ個々の建築の品質と性能は、保証される時代になりました。しかし、住宅のプランニングに見られるように、nLDKのコピーペーストの同じ物ばかりで、設計事務所が関われば、同じ材料を使っても素晴らしい味付の空間をお届けできると思います。
 
ここにある建築作品と計画案は、喜びに満ちた空間を目指したデザインの軌跡です。様々な空間のカタログとして見ていただければ幸いです。

光が家中に染み込む

京都独特の細長い敷地に二世帯住宅 光庭を内部空間に組み込む

森の中に森を造る

キャンプ施設の中の屋内用施設 森を感じながらのワークショップ

風景を切り取る

壁に収納をまとめ可変性のある住宅 風景とつながるテラス

都市の隠れ家

中空に浮かぶプライベート空間 スキッブフロアーで屋上までつなぐ

大きな屋根の下に大家族

裏山からつづく大階段でいたるリビングに火を囲むピットカウンター

森の中のシースルーな家

ワンルームリビング  シースルーな浴室から四季を楽しむ

好きなアートと暮らす

高床式の8の字プランの住宅  風が抜ける中庭から絵画を見る

家の中に家がある

外周が階段  みんなの空間の中に個人空間が点在する

建物のかたち

この形が美しいとかカッコイイという視点で建築を見てはどうでしょうか。建物の形は、敷地の形状と法規制・コストで決まり、ほとんどが直方体の積み木です。安易な飾り付けをすることなく理由のあるシンブルで美しいオブジェを考え、内部と外部を曖昧にするなど心地良い空間を目指します。同じ四角形でも価値ある空間を創造するのが設計事務所です。


5つのデザインテーマ

建築のデザインを5つテーマに分けています。
1.「住宅」 一点ものの住宅空間
2.「セル」 家族の成長に合わせ空間が可変するローコスト商品住宅
3.「4×4プロジェクト」 地元産の間伐材を利用した木質公共空間
4.「フラットシティー」 未来の新しい建築概念
5.「公共建築」 心地よい公共空間
デザインの考え方は、多くの視点を持つことだと思います。住宅は、家の中に視点を定め内部空間を構築してきます。それは女の人の視点と重なります。逆に男の人の視点は外部にあり、性別によっても視点が異なります。プロジェクトごとに多様な視点を張り巡らせ心地よい空間をデザインすることを心がけています。