A美術館
古代の遺構が発掘され公園に活用された敷地内に建設する美術館の計画です。隣接する遺跡と連動した芸術創造の源泉ととらえ芸術文化を育て発信していく拠点となるような施設を目指します。
公園に溶けけ込む
公園の斜面をそのまま受け入れ公園の延長で人々が自由に歩くことで美術空間を体験でき、中庭を挟み何通りもの回遊ができる構成にします。そのために動線を遮るバックヤードの搬入排出の空間をミラー張りにして中空に浮かべました。既存の大地と人工の大地を重ねその間に生じる空間を諸室にして中庭を媒介して散策ができ、美術館という境界を曖昧にし公園と同化することを目指しました。
斜面上に美術館機能が並列に並べられ中央に中庭を配置し大きな回遊をつくります。中庭は、美術館の一部であり、公園の続きでもあります。中庭には、ガラス張りの連絡通路が渡せられ対面の空間と呼応し様々な使い勝手の場所として使用されます。
H美術館
地元出身の画家の作品を常設展示する美術館の計画です。美しい自然の中にあり観光コースによるバスの入場者が見込めるため多角的なサービスのできる空間を提案しています。順路を設けずニュートラルな空間を介し別の空間へワープでき風景と休息空間を絡ませてゆっくりと訪れる人の意志に基づき行動できる美術館です。
アートストリート
ある都市の広場に設ける期間限定の美術館です。広場から伸びる各ストリートが入り口になり膜構造の壁面に映像が投影され中央の中庭にでます。そして、再びチューウブ状の展示空間に入ります。
彫刻美術館
屋外彫刻のための美術館です。可動する屋根で太陽光と風を取り入れた展示を行います。正面は、平屋建てに見えますがミラーで囲われた壁面が地中に埋め込まれ広がる背景に展示物が浮び出てきます。
住宅作品を見る
