シバザクラの家 

木造2階建
施工面積37坪
一軒家の住居をそのままショールームしたリホーム会社の事務所です。芝生を使ったエコ住宅をアピールしていくために、雨水の再利用から太陽光発電まで光と水と緑のの関連を体験できる住居になっています。敷地が不定形なのと緑と日光をフレキシブルに捉えるため大きさの違う箱を集積した形になりました。

芝桜による断熱効果を狙った屋上緑化。中央は開閉式スクリーン付きトップライト。高麗芝に水を与えることによる気化熱による夏場の対策をします。


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大きさの違う部屋が、廊下を介せずにつながっています。部屋の内部の壁に開口がありどの場所からも建物の奥まで見通しができ、外部の緑や空まで感じることができます。

木造の場合の屋上緑化を考えた場合、重量の低減と断熱性のためにボラと呼ばれる火山灰でできた土壌を採用しまた。雨漏りの原因にならないように水はけを良くするために、FRP防水の片流れで外側横樋受けとしています。屋根からの水と敷地の排水は、いったん池に集められ、ポンプによって芝の散水に使われます。
遮熱シートと吹付断熱材の組み合わせで断熱性の確保と、太陽光発電の組み合わせで地球と家計に優しい住宅を目指し、珪藻土やシナベニヤを使って湿度調整をするといった健康的な素材が選ばれています。

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リビングルーム兼事務室で、お客様に緑と光を堪能していただく空間です。
壁仕上げは、シナベニヤの突き板仕上げで、ローコストで暖かい木質空間を出現させます。建具は、内装に合わせ木製のサッシで折れ戸になっていて全面開放が可能で、エコハウスにありがちな閉鎖性をアピールすることなく季節のいい時には、直接緑に触れるようという提案です。

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プレゼンルームを兼ねた食堂です。台所・食堂が家の中心で、家族が集まるコミニュケーションの場にしてはどうかという提案をしています。空・緑・池・2つのリビングを感じ、より広がりのある空間を楽しみます。

照明器具は、隠すことが原則ですが空間にメリハリが欲しかったので光の線の構成として見せました。


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ほとんどの住宅は、一階にLDKを持ってきますが、二階の方が明るくて見晴らしが良く快適性が優れていて、2階に家族の集まる空間を設けてはという提案です。また、天井のデザインも高さが自由に扱えるので、より光や風をコントロールでき、テラスや緑化フロアーを空間に付加することができます。

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寝室に面するシャーワールーム。編み物をサンドした間仕切り壁。シャワー室より寝室を眺める。欄間は空いていて間接照明が仕込まれています。
階段室をギャラリーとして提案しています。絵を飾ったり、置物を展示します。北側の天井面からの窓からの安定した採光と、真ん中の壁の天場には、天井面を照らす間接光があります。
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