桃山の家
高級住宅街の中にあるリタイヤした夫婦の為の終の住まいです。土地に高低差があり前面道路の高さに合わせバリヤフリー化をしたために半地下のワンルーの計画をしました。地盤から屋根までをガラス張りにして採光を得て、2つドライエリアを設けプライベートな中庭と気持ちの良い通風を実現します。
教授の家
英文学の教授の住宅です。オーディオと映像が趣味であることから劇場のようなサイフォン型の空間にLDKと図書室が一体になったワンルームを計画しました。4本の壁により宙に浮かべた都市の中のプライベートな空間です。
スリットハウス
プライバシーが守れないほど近隣が接近した環境の中での住宅です。中庭を中間体として持ってきて採光を確保しスリットを駆使し風通しを確保します。中庭の外壁の色を変え空間に深みを与えます。
傾斜の家
傾斜地に計画された住宅です。ステージ階段状に各部屋を配置し、京都市内が一望できる場所なので屋根に開口部を設け、景色と一体となった住空間を目指しています。
コートハウス01
中庭に住空間を置く
ある地方の敷地に余裕のある住宅地に計画された住宅です。建物と中庭を互い違いにサンドイッチした空間構成でプライバシーの守られた日当たりのいい中庭を確保しています。
店舗付き住宅03
1階がバーで2・3階が住居の併用住宅です。場所がら景観が大事な場所でこの並びの付加価値を左右してしまいます。本来なら2階までに収めるのがいいのですが3階まで欲しいということでしたので、前面に庭を設け、建物をセットバックし、2階も3階もバックし景観に配慮しました。外壁の色も近隣と合わせ格子の幅も調整し2階から上は、消すデザインに徹しました。
コートハウス02
細長いプランで大小の中庭を生む
近隣の繋がりがまだまだ強い地方の集落に立つ住宅です。この地域では、集会所の代わりに各戸に公共性のある座敷が求められ、30人くらい飲み食いができ、厨房も必要となります。敷地に対し「Tの字」型プランを落とし込み大小4箇所の中庭を配し四季を感じる家になっています。
コンパクトハウス
小さくて広いリビング
のどかな住宅地に立つ標準家族のための住宅です。リビングを生活の中心として捉え、まず、敷地の真ん中に天井が高い立方体のリビングを置きます。他の必要な部屋は、リビングに周りに配置していきます。全体を美しい箱にまとめ、庭を最大限使い接するように吹き抜けのあるリビングが庭と一体となる空間を目指しています。等しいスパンのシンプルな構造体で見た目は、シンメトリーな建築ですが、内部に半外部がありシンメトリーを崩し緊張感を緩和しています。
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