篠原の家
石垣の段々がある丘の上に計画された、若い夫婦のための住宅です。母屋と「レの字型プラン」の間にある中庭を花畑にします。丘からの景色が素晴らしので、眺望を重視した空間作りにしました。建物を丸鋼の柱で丘より少し浮かしています。
リビング・キッチン・浴室は、眺望を与え、個室・アトリエ・玄関は中庭に面し可動間仕切り家具により若い夫婦の成長に合わせ変化していきます。
アートと暮らす
自立した女の人が自分らしく暮らすための理想の建築空間を提案したものです。大好きな絵画と趣味の品に囲まれての美術館に住んでいるかのような住宅です。中庭を中心に高床式になっていて、風が中庭まで通るようになっています。
2つの中庭を中心に8の字に回遊するプランで、その動線にギャラリーと生活空間を織り込んでいます。中庭からも絵画が見えるようになっています。
スキップハウス
住宅密集地に規制いっぱいまで計画した屋上テラスのある住宅です。建物を長手方向に2等分し半階分、上下にずらしスキップロアーにしました。見えない間仕切り壁で空間を仕切り広く感じることが出来、生活を楽しむためのきっかけになります。
玄関から屋上テラスまでひとつなぎの空間になり、動くのと同時に様々なシーンが現れ玄関の足元の開口からテラスまで通風の道を作り太陽光発電をし高気密高断熱化の仕様でエアコン2台での全館空調のエコ住宅です。
体積の違う部屋を集積し部屋から部屋への移動で回遊性を持たせています。陸屋根にして緑化にし、一部外壁も緑化し緑化を積極的に行ない断熱効果と夏日の日差しの低減を促しまます。
入母屋の家
京都市内の住宅で景観規制がかかる地域で入母屋造りの屋根を積極的に取り入れたデザインにしています。日本の建築美の特徴として大小の体積の違う箱を重ねれば重ねるほど複雑な屋根形状が生じ、そこに美が宿ると思われます。都市部の敷地でありながら広く自由な形のプランニング可能でしたので屋根の美しさに挑戦することができました。
部屋が大きいと比例して屋根も大きくなります。
入母屋造りすれば、天井高が一定にでき妻部分を採光窓にしました。
大きな吹き抜けがあり、地震に強い構造にするために、100×100の鉄骨柱とブレースによるモノコック構造を採用しました。柱を木造のように分散しブレースで強く固め、壁厚も木造並みにして収まりが美しくなるようにします。
プランニングは、キッチンが中心でその他の空間は、ランダムに配置していきました。キッチンに立てば全てが把握でき、家族のコミニュケーションも容易で大小の庭に囲まれ緑と光が互い違いに入り込みます。
メンブレルハウス
屋根が光を通す膜構造の住宅です。都市の住宅地に位置し1階がガレージで2 ・3階が生活の場になっています。
2階にリビングピットがあり膜構造の屋根からの光が降り注ぎます。
シャフトのある家
ストックハウス01
敷地に高低差があったのでそれを利用してスキップフロアーにしています。トップライトと中庭より明るく気持ちのいい空間を目指しています。家族それぞれ趣味がありたくさんのストックを処理できます。家具は、天井までないので各室より広がりが感じられます。
