非接触型のコミニュケーションツールの技術革新と普及は、連続体としての人々である「となりの人」が拡張され、未来の都市空間を喚起させられます。場所の重要性が薄くなり境界線を基本にした物理的都市空間の区割りが消え、都市に集中していた高密度空間は、なだらかな水平面となり平均化されます。また、人々の活動領域が中空に浮くことにより新陳代謝が容易になり人々の生活は、ますます多様化し個人のクリエティブな活動が尊重される社会が到来します。最上部の表層は、「となりの人」達が直接対話できる場所で、自然である「空」とリンクするリアルな空間です。ズームアウトして眺めれば、「となりの人」は広大なネットワークの膜となり地球を覆います。

成長する活動領域の模型写真です。透明化された広場から太陽光エネルギーと風を巡回させます。


となり人プロジェクトの最初のまとめた図面です。空間を三層のレイヤーとして重ねています。

活動領域の変化の様子をスタディしたスケッチです。
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