フラットシティー作品集

フラットシティを考えるにつき様々なパターンが生まれました。都市に対してのアイロニーや期待がこめられています。全て架空のものですが住宅を考える時の大きな視点として活用します。


境界のない家

 

住宅の概念は、社会が多様化し常に変化するものです。血縁関係の家族から人々の活動によるグループまでを包括する一個の連続体を考えてみました。フラットシティーを習い最下層を物流・交通のステーションにして活動領域に2層分の高さのブロックを並べます。ブロックは、人々が自由にプランニングされます。ブロックの集合体は、十分の日差しを取り入れるために間が空いていますがストリートと呼ばれるブリッジで横のつながりができます。最上部は透明の素材でできた連続するパークです。

圧縮都市

フラットシティは、高効率の空間形成が可能です。情報技術を駆使し生産・物流・エネルギーの効率化も同時に行われ別のフラットシティとネットワークを結び一つの連続体にとなりより効率化が図られます。圧縮して小さく住むことで地球に対して優しい建築をマクロの目線で表現してみました。

フラットハウス02

フラットシティによってエレベーションが消えるということを規模の小さな建築で実証した概念モデルです。丸い部分から地下のトンネルを通ってアプローチします。地表と透明なステージは、同一の位置にあります。

フラットハウス03

「都市のよどみ」で「よどみ」と名付けた概念上の庭園を一戸建ての住宅に応用し住空間の表現の可能性を探ってみたものです。平屋建てのスチール製のフラットバーとパネルででき、大小5箇所の円形の中庭があり、フラットな床面ですが様々な空間の状態がプリントされ天井面は、鏡面加工され、そこに立った時に特別な空間を感じるということです。

非都市

「都市のよどみ」の別案です。「よどみ」を非都市となるものに読み替えて都市内非都市を視覚化してみました。癒しの空間に導けられる様子を表現しています。

記号都市

実祭の都市にフラットシティをあてはめてみた計画案です。限定的な区分で収めると都市の中の広場が出来上がり、同時に地下に様々な施設が生じます。施設は、上からの眺めがあるために記号化されたオブジェと変化します。

都市の隙間

フラットシティの別案として最上部を緑化と採光のパネルにしたものです。すると、ストライプ配置の平行都市になってしまいました。繰り返しの中にそれを打ち消す空隙が必要と考え反都市な空間をデザインしました。

都市の隙間02

現実の都市の風景に「都市のよどみ」を考えた案です。ある程度の大きさをもった建物に空隙を設けるというもので、都市の隙間は、ヒーリングプレイスと機能します。
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